ジャパンカップはアジアにおける最大レースの1つであり、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった、世界の第一線で活躍する選手たちの本気の勝負を間近で見ることが出来る日本で唯一の大会でもあります。現在ワンデイ・レースとしてはアジアで唯一、最上位カテゴリーのオークラス(Hors Class = 超級)のレースとなっており、UCI(国際自転車競技連合)からはアジアにおける自転車競技発展の牽引役として認められています。

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当大会は1990年に宇都宮市で開催された世界選手権自転車競技大会のメモリアルレースとして、1992年に創設されました。それから四半世紀以上の歳月を経て開催する2017年の第26回大会は、2015年より採用された1周10.3kmのコースを14周する総距離144.2kmで行われます。

標高差185m、つづら折りの古賀志林道を14回登るコースは、難易度が高く見応えがあり、観戦者にとっても選手達の走りを何度も間近に見ることが出来ます。

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この大会にはこれまでに数々のスター選手が参戦しています。ツール・ド・フランスでステージ優勝した選手や山岳王、ジロ・デ・イタリアの総合優勝者、ワールドカップシリーズ総合優勝者、世界チャンピオンと言った錚々たるメンバーがジャパンカップを彩ってきました。

また、ジャパンカップに参戦した後、そうした世界の頂点と言えるレースで栄冠を手にした選手達も少なくありません。近年の代表的な例としては、2010年ジャパンカップ覇者のダニエル・マーティンがその一人と言えます。彼は後にブエルタ・ア・エスパーニャやツール・ド・フランスでのステージ優勝をはじめ、リエージュ~バストーニュ~リエージュ、イル・ロンバルディアと言ったクラシックレースも制しています。

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ジャパンカップがこうしたスター選手達の参加を得られるのは、高低差が多く難しいコースの評判と、世界的な競技運営レベルの質の高さに加え、ヨーロッパでのシーズンの終わり、アジアでのシーズンの開幕といった時期的な好条件に恵まれているおかげです。1996年の第5回大会はワールドカップシリーズの最終戦にもなり、世界中から注目されました。

日本全国から多くのロードレースファンが集まることでも有名なジャパンカップ。宇都宮市の市街地やコース周辺は、何日も前から観客が訪れ、にぎわいを見せます。レース当日は、年に一度のお祭り騒ぎを楽しむファンの歓声や応援の笛の音が山中にこだまします。特に大勢のファンが集まる古賀志林道の山頂付近は、ツール・ド・フランス顔負けの雰囲気で盛り上がります。2016年大会も晴天に恵まれ、多くの観客が沿道に詰めかけ、選手達の走りに声援を送り、ダヴィデ・ヴィッレッラの力強い独走勝利を見届けました。

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