2004年はジロ・デ・イタリアを制し、世界ランク1位に躍り出たクネゴが来日。レースは序盤から日本勢が積極的な走りを展開したが、常にサエコ集団がペースをコントロールし、レース終盤までにはすべて吸収された。優勝争いは外国勢の有力選手に絞り込まれる。

残り1周でクネゴがアタックして独走したが、古賀志林道を下ったところでシンケビッツに追いつかれ、ゴール勝負でシンケビッツが勝利した。敗れたクネゴだが、世界ランキング1位を確保して表情は明るかった。ジャパンカップが育てた世界ナンバーワン、クネゴ。シンケビッツにしても、これからのロードレース大会で頂上を争う存在になることは間違いない。ヘンドリック・ルダン、クラウディオ・キアプッチ、マウロ・ジャネッティ、シルベルト・シモーニ。ヨーロッパのメジャーレースと見まがうばかりの歴代優勝者のリストがジャパンカップの存在感を確実に押し上げている。

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リザルト
1. パトリック・シンケビッツ (クイックステップ・ダビタモン ドイツ) 4h01'30
2. ダミアーノ・クネゴ (サエコ イタリア) +01
3. マヌエル・クインツィアート (ランプレ イタリア) +44
4. シルベステル・シュミド (ランプレ ポーランド) +46
5. レオナルド・ベルタニョッリ (サエコ イタリア) +48
6. ブラム・タンキンク (クイックステップ・ダビタモン オランダ) +1'59
7. マルコ・マルツァーノ (ランプレ イタリア) +1'59
8. ファビアン・イエーカー (サウニエルドゥバル・プロディル スイス) +2'00
9. ファンホセ・コボ (サウニエルドゥバル・プロディル スペイン) +2'10
10. 狩野智也 (シマノレーシング 日本) +2'13