2005年シーズンのクネゴは不調に見舞われる。ウィルス性疾患によってシーズン中盤を棒に振ってしまったのだ。シーズン後半に復帰した彼は徐々に調子を取り戻し、そして迎えたジャパンカップ。クネゴはジャパンカップに勝って有終の美を飾ろうという決意があった。しかし、そこに立ちはだかったのは昨年クネゴを下したシンケビッツと、この年、ツールとブエルタを総合4位でフィニッシュしたスペインのフランシスコ・マンセボだった。

レースは予想通りクネゴ対マンセボの一騎打ちになった。のぼりで仕掛けたのは世界屈指のクライミング能力をもつマンセボ。しかしクネゴが追いつくと、勝負はランデブーの末の2人のスプリント合戦に。昨年はどこか煮え切らなかったクネゴだが、今年のスプリントは違った。その爆発的な加速力は、ステージ4勝を挙げた04年ジロ覇者のクネゴとぴったり一致した。クネゴがついにジャパンカップを制覇した。

ph_arc_2005_01.jpg

リザルト
1. ダミアーノ・クネゴ (ランプレ イタリア) 4h05'56
2. フランシスコ・マンセボ (イリェスバレアルス スペイン) +03
3. クリスティアン・モレーニ (クイックステップ イタリア) +27
4. パブロ・ラストラス (イリェスバレアルス スペイン) +43
5. マヌエーレ・モーリ (サウニエルドゥバル・スコット イタリア) +43
6. パトリック・シンケビッツ (クイックステップ イタリア) +44
7. 田代恭崇 (ブリヂストンアンカー 日本) +51
8. モリス・ポッソーニ (ランプレ イタリア) +1'51
9. 鈴木真理 (チームブリヂストンアンカー 日本) +1'51
10. ワン・カンポ (チーム香港 香港) +1'52