ジャパンカップクリテリウムとは
例年2日目の土曜日に開催するジャパンカップクリテリウムは、宇都宮市の中心部を貫く宇都宮市大通りを舞台としたレースです。「クリテリウム」とは、長距離で争われることが多いロードレースに対し、市街地や公園などに設定された短い距離の周回コースを走るレースです。コース1週の距離は1～5㎞程度と短く、コーナーの多いコースを決められた周回数走るため、観客たちは目の前を猛スピードで走る選手たちの姿を何度も見ることができるのが特徴です。
宇都宮大通りを選手たちが高速で駆け抜ける photo:Makoto.AYANO
競輪場とはひと味違ったレースを魅せてくれるガールズケイリンスペシャルレース photo: Satoru Kato
未来を担う若手選手たちが競うホープフルクリテリウム photo:Makoto.AYANO
2019年はウィメンズクリテリウムが初開催 photo: Satoru Kato目抜き通りの交通を完全にシャットアウトし都市の中心部で繰り広げられるクリテリウムレースは、日本では稀な存在で、毎年ロードレースファンのみならず、多くの市民や観光客で幾重もの人垣が出来ている光景は、まさに「自転車のまち宇都宮」を象徴する圧巻の光景です。
クリテリウムで選手たちに求められるのはスピードと自転車を操るテクニック。数十人の選手がわずか数十センチの間隔でひしめき合いながら大集団で走る様はとてもスリリングです。
このレースの勝負を決めるのは数人のグループによる逃げか、大集団でのゴールスプリント。風圧を受けながら逃げるのは体力の消耗を伴い不利ですが、瞬発力に秀でた選手達に有利なゴールスプリントに持ち込ませまいとする選手達がレースを活性化させます。その逃げを捉え、大集団でのゴール勝負になれば、スプリンターたちが火花を散らすゴールスプリント合戦を披露することになることでしょう。
毎年僅差の接戦となるゴールスプリント photo: Yuichiro Hosodaコース紹介
| 宇都宮市大通り周回コース | |
|---|---|
| 周長 | 1周＝2.25km |
| 総距離 | 38.25km（2.25km/パレード2周+レース15周） |
ジャパンカップクリテリウム コース図