1998年

第7回大会には強豪ばかり6チーム、合計30人が来日。中盤、レースの主導権を握るのはタフィだったが、彼はチームメイトのナルデッロのアシストとして走っていたのだ。ナルデッロは大詰めになってロットのドワールと決定的な逃げを決め、最後のゴール勝負は2人の一騎打ちとなった。注目のゴール勝負、カメラマンの望遠レンズの砲列の中に最初に勝者が飛び込んできたのはドワールだった。派手なガッツボーズの後方でうなだれるナルデッロ。表彰台で国歌を静粛な面持ちで聴くドワール。実はこれがプロ初勝利だった。

(c)下野新聞社

リザルト
1. ファビアン・ドワール (ロット ドワール) 4h06'52
2. ダニエーレ・ナルデッロ (マペイ イタリア) S.T
3. ホセルイス・ルビエラ (ケルメ スペイン) S.T
4. アンドレア・タフィ (マペイ イタリア) +23
5. ニキ・エバソルド (ポストスイス スイス) +23
6. マルクス・ツベルグ (ポストスイス スイス) +24
7. マリオ・アールツ (ロット ベルギー) +28
8. フレデリク・ベシー (カジノ フランス) +50
9. ダニエル・シュニーデル (ポストスイス スイス) +4'24
10. ロルフ・イエールマン (カジノ スイス) +4'26