本場ツール・ド・フランスの山岳ステージに勝るとも劣らない名コース
宇都宮市森林公園周回コース周長:1周=14.1km 最終周回=10.3km
1990年の世界選手権自転車競技大会の舞台となった宇都宮市森林公園。このコースをベースとして、'92年の第1回ジャパンカップ開催時にレイアウトされたのが10.3kmのコースだ。ただしこの時は右回り。第2回から現在の左回りとなり、フィニッシュがわずかな上り坂になった。
'96年にワールドカップ最終戦となった折に、現在の14.1kmコースが誕生。ただし最終周回は、フィニッシュに直線的に走り込む10.3kmコースが使用される。
最大のポイントは、標高差185mを一気に駆け上がる古賀志林道の上り坂。選手たちのスピードが落ち、迫力あるシーンがじっくりと見られるこの上り坂には、毎年多くの熱狂的ファンが集まり、鈴なりになることで有名。路面にはひいきの選手の名前が書かれ、まさにツール・ド・フランスの山岳ステージにいる雰囲気が味わえる。
1. スタート/フィニッシュ地点
レースの状況を大型映像で見て、実況解説を聞きながら観戦できるポイント。協賛ブース、オフィシャルショップ、トイレ、駐輪場、喫煙所、飲食ブースなども設置される。
観戦ゾーン正面のステージでは、実況解説の他にレース後の表彰式などが行われる。
(追ってレイアウトを掲載いたします。もうしばらくお待ちください。)
2. 補給地点
スタート地点から200メートルほど進んだところが補給地点。補給食や水の入ったボトルを待機しているチームのスタッフが、選手に手渡し。選手とスタッフのチームワークが見どころ。3. 赤川ダム沿い
紅葉した木々を湖面に映した赤川ダムを背景に、選手達の鮮やかなジャージが走り抜ける。応援をしながら景色も楽しめるから、家族やカップルでゆったりと観戦できる。4. 古賀志林道上り坂
この辺りからが、ジャパンカップ名物のつづら折りの上り坂。古賀志林道の上り坂を、必死で駆け上がる選手たちの姿を、最も間近で見られる絶好の観戦ポイントだ。5. 古賀志林道山頂
振り返ると屹立した古賀志山の絶壁が見える場所。このポイントでは、3周回ごとにトップで通過した選手たちに山岳賞が与えられる。山岳賞を狙った選手たちのデッドヒートは、一見の価値あり。6. 牧場付近の下り坂
選手たちは猛スピードで坂を下った後、さらになだからな下り坂の続く牧場を軽快なピッチで疾走。スピードに乗ったまま突入する直角コーナーもあり、選手のテクニックも見どころの一つ。7. 田野町交差点
選手達の集団がハイスピードで県道から直角に左折する様は、まさに圧巻。観戦してお腹が空いたら、近くにコンビニや売店もあるので、チョッと一服するのに最適なポイント。8. 萩の道
'96年のワールドカップ開催時に新たに加わったルート。比較的緩やかなアップダウンが、絶妙のアクセントになっている。最終周回では、このルートはカットされるので、観戦の際には要注意。9. 公民館付近
近隣の人たちが大事に育ててくれた、コスモスが咲き乱れるルート。選手達のカラフルなジャージとのコントラストが、最高に美しい。このルートも最終周回はカット。10. 池沿いの上り坂
射撃場から池のほとりを回り、鶴カントリークラブの脇を抜ける上り坂は、古賀志山の山道よりキツイといわれている。このルートを抜けると、スタート/フィニッシュ地点。■立ち入り禁止区域について
今年も安全のため山頂付近〜下り区間に一部立ち入り禁止区域を設定しております。
設定区域については上記地図内をご参照ください。
今年も安全のため山頂付近〜下り区間に一部立ち入り禁止区域を設定しております。
設定区域については上記地図内をご参照ください。