ジャパンカップサイクルロードレースとは
ジャパンカップは、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった、世界の第一線で活躍する選手たちの本気の勝負を間近で見ることができる日本で数少ない大会です。2020年シーズンよりUCI(国際自転車競技連合)がレースのカテゴリーを見直し、現在アジアで唯一「UCI PROSERIES(プロシリーズ)」という「UCI WORLDTOUR(ワールドツアー)」に次ぐに2番目のカテゴリーの認定を受け、アジアにおける自転車競技発展の牽引役として認められています。当大会は1990年に宇都宮市で開催された世界選手権自転車競技大会のメモリアルレースとして、1992年に創設されました。それから四半世紀以上の歴史を重ね、現在では1周10.3kmのコースを14周する総距離144.2kmのレースとなっています。標高差185m、つづら折りの古賀志林道を14回登るコースは、難易度が高く見応えがあり、観戦者にとっても選手達の走りを何度も間近に見ることが出来ます。
この大会にはこれまでに数々のスター選手が参戦しています。ツール・ド・フランスでステージ優勝した選手や山岳王、ジロ・デ・イタリアの総合優勝者、ワールドカップシリーズ総合優勝者、世界チャンピオンと言った錚々たるメンバーがジャパンカップを彩ってきました。また、ジャパンカップに参戦した後、そうした世界の頂点と言えるレースで栄冠を手にした選手達も少なくありません。
ジャパンカップがこうしたスター選手達の参加を得られるのは、高低差が多く難しいコースの評判と、世界的な競技運営レベルの質の高さに加え、ヨーロッパでのシーズンの終わり、アジアでのシーズンの開幕といった時期的な好条件に恵まれているおかげです。1996年の第5回大会はワールドカップシリーズの最終戦にもなり、世界中から注目されました。
日本全国から多くのロードレースファンが集まることでも有名なジャパンカップ。レース当日は、年に一度のお祭り騒ぎを楽しむファンの歓声や応援の笛の音が山中にこだまします。特に大勢のファンが集まる古賀志林道の山頂付近は、選手が通過するたびに興奮に包まれます。
コース紹介・観戦ポイント
宇都宮市森林公園周回コース | |
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周長 | 1周=10.3km |
総距離 | 144.2km(10.3km×14周) |
コースマップ
標高図
予想ラップタイム
Number of Lap | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
Lap to Go | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
Start / Finish | 10:00 | 10:16 | 10:32 | 10:48 | 11:04 | 11:20 | 11:36 | 11:52 | 12:08 | 12:24 | 12:40 | 12:56 | 13:12 | 13:28 |
頂上 Chojo | 10:05 | 10:21 | 10:37 | 10:53 | 11:09 | 11:25 | 11:41 | 11:57 | 12:13 | 12:29 | 12:45 | 13:01 | 13:17 | 13:33 |
県道 Kendo | 10:08 | 10:24 | 10:40 | 10:56 | 11:13 | 11:29 | 11:45 | 12:01 | 12:17 | 12:33 | 12:49 | 13:05 | 13:21 | 13:37 |
田野 Tano | 10:11 | 10:27 | 10:43 | 10:59 | 11:15 | 11:31 | 11:47 | 12:03 | 12:19 | 12:35 | 12:51 | 13:07 | 13:23 | 13:39 |
萩 Hagi | 10:14 | 10:30 | 10:46 | 11:02 | 11:18 | 11:34 | 11:50 | 12:06 | 12:22 | 12:38 | 12:54 | 13:10 | 13:26 | 13:42 |
Start / Finish | 10:16 | 10:32 | 10:48 | 11:04 | 11:20 | 11:36 | 11:52 | 12:08 | 12:24 | 12:40 | 12:56 | 13:12 | 13:28 | 13:44 |
Distance (km) | 10.3 | 20.6 | 30.9 | 41.2 | 51.5 | 61.8 | 72.1 | 82.4 | 92.7 | 103 | 113.3 | 123.6 | 133.9 | 144.2 |