37kmに渡る逃げ切りを成功させたダニエル・マーティンが劇的な初優勝を飾る
アジア最高峰のワンデイレース、ジャパンカップ2010は、UCIプロツアー4チーム、プロコンチネンタル2チーム、コンチネンタル7チーム、ナショナルチーム1チームを迎えて開催された。
10月24日(日)、日本でトッププロが見られるまたとない機会とあって、多くのロードレースファンが朝から宇都宮森林公園に詰めかけた。
今年参加したUCIプロツアーチームは、チームサクソバンク(デンマーク)、チームミルラム(ドイツ)、ガーミン・トランジションズ(アメリカ)、チームカチューシャ(ロシア)の4チーム。そしてUCIプロコンチネンタルチームよりBboxブイグテレコム(フランス)、デローザ・スタックプラスティック(イタリア)の2チーム。ツール・ド・フランスに代表される欧州トップレースに出場するチーム、そしてスター選手たちが今年も宇都宮にやってきた。
この日、終日肌寒さを感じさせる気温だったが、懸念された天候は持ちこたえた。観戦に来たファンも慣れたもの、防寒具をしっかり着込んだ姿が多く見受けられた。この日、公式発表によれば、沿道の来場者数は約7万人と、過去最高の人出となった。
レースは1周目の古賀志林道の登りで福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)がアタックすると、それを追った西園良太(ジャパンナショナルチーム)の動きに乗じて下りで逃げグループが形成される。
9名が先頭グループを形成することに成功した。メンバーは以下の通り。
9人の先頭集団
西園良太(ジャパンナショナルチーム)
吉田隼人(ジャパンナショナルチーム)
トーマス・パルマー(オーストラリア、ドラパック)
ジョゼフ・ルイス(オーストラリア、ドラパック)
小坂光(宇都宮ブリッツェン)
長沼隆行(宇都宮ブリッツェン)
平塚吉光(シマノレーシング)
清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)
アシスト役にまわったスプリンターのロビー・マキュアン(オーストラリア、カチューシャ)が主にコントロールする集団は、逃げグループの9人との差を1分前後でコントロールにて追う。例年なら3分ほどまで開く差だが、逃げの人数の多さを警戒してか、プロツアーチームは慎重にレースを組み立てる。
3周目の古賀志林道山頂に設定された山岳賞を狙って逃げグループからアタックしたのは、地元チームの宇都宮ブリッツェンの小坂光。しかし小坂をぴったりマークしたパルマーが山頂直前で差して山岳賞を獲得。小坂は無念の2位通過となった。
1分15秒前後のタイム差のままレースは推移した。6周目の山岳賞も逃げグループで争われ、今度は福島晋一が山頂付近でアタック。しかしまたしてもパルマーがぴったりと後ろにつけ、3周目と同じく山頂手前で福島を差して山岳賞を連続獲得した。
ガーミンによるペースコントロール
集団が動きを見せたのは7周目。古賀志林道の登りでガーミン・トランジションズ勢が一気にペースアップを図ると、あっという間に逃げていた9人を吸収。レースは振り出しに戻った。
ここからガーミンのレースコントロールが始まった。中でもヨハン・ファンスーメレン(ベルギー、ガーミン・トランジションズ)はずっと先頭で集団を牽引する献身的な走りを見せる。彼の強力な引きは、ツール・ド・フランスなどビッグレースで広く知られるところだが、日本のファンの前にもその力を見せつけた。
ガーミンのコントロールに隙が生まれた8周目の古賀志林道ではクライマーの長沼隆行(宇都宮ブリッツェン)が飛び出す場面も見られたが、下りで吸収。果敢な走りを見せたものの、統率のとれたガーミン勢の力が上を行く。
結局この8周目はほとんどファンスーメレンを先頭に展開した。
意表をつく早いタイミングのマーティンのアタック
そして9周目、残り3周に入ったところで本命が動く。これまでファンスーメレンのアシストを受けていたエースのダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・トランジションズ)が、ゴールまで37kmを残した古賀志林道での強力なアタックで一気に集団を突き放した。
マーティンは山頂で30秒のタイム差を稼ぎ出すと、続く平坦区間でその差をさらに拡大。クライマータイプと思われていたマーティンは、平地での独走力にも光るものを持っていた。追うのは登りで人数の減少した20人ほどの集団。しかし積極的にコントロールするチームが現れない間に、マーティンとの差は開いていく。
残り2周を迎える段階で、井上和郎(チームNIPPO)と別府匠(愛三工業)が集団から抜け出してマーティンを追うも、ここは集団がチェック。残り2周の古賀志林道で吸収されてしまう。一方のマーティンはここでも羽の生えたような軽快さで登りをこなしていく。
集団からは新城幸也(Bboxブイグテレコム)がアタックして追走への意志を見せるも、さすがに1人では逃がしてもらえない。
古賀志林道を下ったところで新城、ピーター・マクドナルド(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ)、宮澤崇史(チームNIPPO)、西谷泰治(愛三工業)、福島晋一、クリスティアーノ・サレルノ(イタリア、デローザ・スタックプラスティック)ら有力選手を含む10人強の追走グループが形成される。
しかし、この日はマーティンがあまりに強すぎた。追走グループが意思の疎通を図れないうちに、力強い走りのマーティンはじわりじわりと差を広げていく。そして単独で残り1周に突入。すでに2位争いを視野に入れる追走グループは59秒遅れでここを通過した。
最終周でもマーティンの勢いに陰りは無く、軽快に古賀志林道を登っていく。
一方の追走グループではマクドナルドが単独2位通過し、新城がそれに続く展開。下ると再び10人強のブループが形成される。ここからアタックを仕掛けたのは、なんと序盤から逃げに乗って疲れているはずの福島晋一だった。
福島のアタックは決定的ではなかったものの、追走グループは牽制合戦の混沌状態に。アナス・ルンド(デンマーク、サクソバンク)と佐野淳哉(チームNIPPO)の応酬に新城が加わるも、これも実らず。グループのままゴールに近づく。
そして再び福島晋一がアタック。疲れ知らずの39歳の強力な走りに、会場が沸いた。
ダニエル・マーティンの逃げ切り勝利 シマノの畑中がスプリントで3位
そして会場は喝采に包まれる。37kmという長距離逃げをやってのけたマーティンが栄光のゴールへとやってきたのだった。拍手と声援の中、ガッツポーズするマーティンがゆっくりとゴールラインを割った。37kmという長い距離を独走で挑んだ勇気ある走りが日本のファンを魅了した。
そして57秒遅れてやってきた追走グループのスプリントは、マクドナルドが先行。少し遅れて西谷と畑中が競るスプリントに。終始レースを前で展開したマクドナルドは2位に、最後に西谷を差した畑中が価値ある3位に食い込んだ。畑中はアジア人最高位を同時に獲得した。
追走グループでは日本人選手の走りが目立った今大会。3位から6位までを日本人選手が占めた。終始積極的なレース展開を見せた新城は9位でレースを終えている。
優勝したダニエル・マーティンのコメント
「残り3周の登りでアタックを決めた時、『ちょっと早すぎたか!?』と思ったんだけど、行ってしまった。確かにちょっと早かったね(笑)。でも後方の集団にチームメイトが2人残っていたので、安心して走りに集中した。終盤はかなり追い込んだよ。でも沿道からの歓声が、痛みや辛さを紛らわしてくれた。観客にとても感謝しているよ」
2位争いを制したピーター・マクドナルドのコメント
「実はマーティンのアタックは見えていなかった。予想以上に早い段階での仕掛けだったし、油断して集団後方に位置していたんだ。だから最後まで誰が逃げているのかわからないまま走った」
アジア最優秀選手賞を獲得した畑中勇介のコメント
「目標を達成すると次の目標が出てくるもの。でもとにかく今日の結果は100点満点です。Jサイクルツアーの年間王者として挑んだジャパンカップで3位に入った意味は大きい。日本のロードレース界において意義のある結果だと思います」
ジャパンカップ2010リザルト
1位 ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・トランジションズ) 4h02'28"
2位 ピーター・マクドナルド(オーストラリア) +57"
3位 畑中勇介(シマノレーシング)
4位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)
5位 鈴木真理(シマノレーシング)
6位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)
7位 ヨハネス・フレーリンガー(ドイツ、チームミルラム)
8位 アナス・ルンド(デンマーク、サクソバンク)
9位 新城幸也(Bboxブイグテレコム)
10位 ルーカ・マッツァンティ(イタリア、カチューシャ)
11位 トーマス・ピーターソン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +1'01"
12位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)
13位 品川真寛(愛三工業レーシングチーム) +1'03"
14位 佐野淳哉(TEAM NIPPO) +1'10"
15位 伊丹健治(チーム・ブリヂストンアンカー) +1'56"
16位 土井雪広(ジャパンナショナルチーム) +1'58"
17位 ティモシー・ダッガン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +2'00"
18位 井上和郎(TEAM NIPPO) +2'15"
19位 ユーレ・ゴルサー(スロベニア、デローザ・スタックプラスティック) +2'20"
20位 クリスティアーノ・サレルノ(イタリア、デローザ・スタックプラスティック)+2'24"
山岳賞
3周目 トーマス・パルマー(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ)
6周目 トーマス・パルマー(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ)
9周目 ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・トランジションズ)
アジア最優秀選手賞
畑中勇介(シマノレーシング)
U23最優秀選手賞
伊丹健治(チーム・ブリヂストンアンカー)
text:Yufta Omata
photo:Kei Tsuji / www.cyclowired.jp
アジア最高峰のワンデイレース、ジャパンカップ2010は、UCIプロツアー4チーム、プロコンチネンタル2チーム、コンチネンタル7チーム、ナショナルチーム1チームを迎えて開催された。
10月24日(日)、日本でトッププロが見られるまたとない機会とあって、多くのロードレースファンが朝から宇都宮森林公園に詰めかけた。
今年参加したUCIプロツアーチームは、チームサクソバンク(デンマーク)、チームミルラム(ドイツ)、ガーミン・トランジションズ(アメリカ)、チームカチューシャ(ロシア)の4チーム。そしてUCIプロコンチネンタルチームよりBboxブイグテレコム(フランス)、デローザ・スタックプラスティック(イタリア)の2チーム。ツール・ド・フランスに代表される欧州トップレースに出場するチーム、そしてスター選手たちが今年も宇都宮にやってきた。
この日、終日肌寒さを感じさせる気温だったが、懸念された天候は持ちこたえた。観戦に来たファンも慣れたもの、防寒具をしっかり着込んだ姿が多く見受けられた。この日、公式発表によれば、沿道の来場者数は約7万人と、過去最高の人出となった。
レースは1周目の古賀志林道の登りで福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)がアタックすると、それを追った西園良太(ジャパンナショナルチーム)の動きに乗じて下りで逃げグループが形成される。
9名が先頭グループを形成することに成功した。メンバーは以下の通り。
9人の先頭集団
西園良太(ジャパンナショナルチーム)
吉田隼人(ジャパンナショナルチーム)
トーマス・パルマー(オーストラリア、ドラパック)
ジョゼフ・ルイス(オーストラリア、ドラパック)
小坂光(宇都宮ブリッツェン)
長沼隆行(宇都宮ブリッツェン)
平塚吉光(シマノレーシング)
清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)
アシスト役にまわったスプリンターのロビー・マキュアン(オーストラリア、カチューシャ)が主にコントロールする集団は、逃げグループの9人との差を1分前後でコントロールにて追う。例年なら3分ほどまで開く差だが、逃げの人数の多さを警戒してか、プロツアーチームは慎重にレースを組み立てる。
3周目の古賀志林道山頂に設定された山岳賞を狙って逃げグループからアタックしたのは、地元チームの宇都宮ブリッツェンの小坂光。しかし小坂をぴったりマークしたパルマーが山頂直前で差して山岳賞を獲得。小坂は無念の2位通過となった。
1分15秒前後のタイム差のままレースは推移した。6周目の山岳賞も逃げグループで争われ、今度は福島晋一が山頂付近でアタック。しかしまたしてもパルマーがぴったりと後ろにつけ、3周目と同じく山頂手前で福島を差して山岳賞を連続獲得した。
ガーミンによるペースコントロール
集団が動きを見せたのは7周目。古賀志林道の登りでガーミン・トランジションズ勢が一気にペースアップを図ると、あっという間に逃げていた9人を吸収。レースは振り出しに戻った。
ここからガーミンのレースコントロールが始まった。中でもヨハン・ファンスーメレン(ベルギー、ガーミン・トランジションズ)はずっと先頭で集団を牽引する献身的な走りを見せる。彼の強力な引きは、ツール・ド・フランスなどビッグレースで広く知られるところだが、日本のファンの前にもその力を見せつけた。
ガーミンのコントロールに隙が生まれた8周目の古賀志林道ではクライマーの長沼隆行(宇都宮ブリッツェン)が飛び出す場面も見られたが、下りで吸収。果敢な走りを見せたものの、統率のとれたガーミン勢の力が上を行く。
結局この8周目はほとんどファンスーメレンを先頭に展開した。
意表をつく早いタイミングのマーティンのアタック
そして9周目、残り3周に入ったところで本命が動く。これまでファンスーメレンのアシストを受けていたエースのダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・トランジションズ)が、ゴールまで37kmを残した古賀志林道での強力なアタックで一気に集団を突き放した。
マーティンは山頂で30秒のタイム差を稼ぎ出すと、続く平坦区間でその差をさらに拡大。クライマータイプと思われていたマーティンは、平地での独走力にも光るものを持っていた。追うのは登りで人数の減少した20人ほどの集団。しかし積極的にコントロールするチームが現れない間に、マーティンとの差は開いていく。
残り2周を迎える段階で、井上和郎(チームNIPPO)と別府匠(愛三工業)が集団から抜け出してマーティンを追うも、ここは集団がチェック。残り2周の古賀志林道で吸収されてしまう。一方のマーティンはここでも羽の生えたような軽快さで登りをこなしていく。
集団からは新城幸也(Bboxブイグテレコム)がアタックして追走への意志を見せるも、さすがに1人では逃がしてもらえない。
古賀志林道を下ったところで新城、ピーター・マクドナルド(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ)、宮澤崇史(チームNIPPO)、西谷泰治(愛三工業)、福島晋一、クリスティアーノ・サレルノ(イタリア、デローザ・スタックプラスティック)ら有力選手を含む10人強の追走グループが形成される。
しかし、この日はマーティンがあまりに強すぎた。追走グループが意思の疎通を図れないうちに、力強い走りのマーティンはじわりじわりと差を広げていく。そして単独で残り1周に突入。すでに2位争いを視野に入れる追走グループは59秒遅れでここを通過した。
最終周でもマーティンの勢いに陰りは無く、軽快に古賀志林道を登っていく。
一方の追走グループではマクドナルドが単独2位通過し、新城がそれに続く展開。下ると再び10人強のブループが形成される。ここからアタックを仕掛けたのは、なんと序盤から逃げに乗って疲れているはずの福島晋一だった。
福島のアタックは決定的ではなかったものの、追走グループは牽制合戦の混沌状態に。アナス・ルンド(デンマーク、サクソバンク)と佐野淳哉(チームNIPPO)の応酬に新城が加わるも、これも実らず。グループのままゴールに近づく。
そして再び福島晋一がアタック。疲れ知らずの39歳の強力な走りに、会場が沸いた。
ダニエル・マーティンの逃げ切り勝利 シマノの畑中がスプリントで3位
そして会場は喝采に包まれる。37kmという長距離逃げをやってのけたマーティンが栄光のゴールへとやってきたのだった。拍手と声援の中、ガッツポーズするマーティンがゆっくりとゴールラインを割った。37kmという長い距離を独走で挑んだ勇気ある走りが日本のファンを魅了した。
そして57秒遅れてやってきた追走グループのスプリントは、マクドナルドが先行。少し遅れて西谷と畑中が競るスプリントに。終始レースを前で展開したマクドナルドは2位に、最後に西谷を差した畑中が価値ある3位に食い込んだ。畑中はアジア人最高位を同時に獲得した。
追走グループでは日本人選手の走りが目立った今大会。3位から6位までを日本人選手が占めた。終始積極的なレース展開を見せた新城は9位でレースを終えている。
優勝したダニエル・マーティンのコメント
「残り3周の登りでアタックを決めた時、『ちょっと早すぎたか!?』と思ったんだけど、行ってしまった。確かにちょっと早かったね(笑)。でも後方の集団にチームメイトが2人残っていたので、安心して走りに集中した。終盤はかなり追い込んだよ。でも沿道からの歓声が、痛みや辛さを紛らわしてくれた。観客にとても感謝しているよ」
2位争いを制したピーター・マクドナルドのコメント
「実はマーティンのアタックは見えていなかった。予想以上に早い段階での仕掛けだったし、油断して集団後方に位置していたんだ。だから最後まで誰が逃げているのかわからないまま走った」
アジア最優秀選手賞を獲得した畑中勇介のコメント
「目標を達成すると次の目標が出てくるもの。でもとにかく今日の結果は100点満点です。Jサイクルツアーの年間王者として挑んだジャパンカップで3位に入った意味は大きい。日本のロードレース界において意義のある結果だと思います」
ジャパンカップ2010リザルト
1位 ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・トランジションズ) 4h02'28"
2位 ピーター・マクドナルド(オーストラリア) +57"
3位 畑中勇介(シマノレーシング)
4位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)
5位 鈴木真理(シマノレーシング)
6位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)
7位 ヨハネス・フレーリンガー(ドイツ、チームミルラム)
8位 アナス・ルンド(デンマーク、サクソバンク)
9位 新城幸也(Bboxブイグテレコム)
10位 ルーカ・マッツァンティ(イタリア、カチューシャ)
11位 トーマス・ピーターソン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +1'01"
12位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)
13位 品川真寛(愛三工業レーシングチーム) +1'03"
14位 佐野淳哉(TEAM NIPPO) +1'10"
15位 伊丹健治(チーム・ブリヂストンアンカー) +1'56"
16位 土井雪広(ジャパンナショナルチーム) +1'58"
17位 ティモシー・ダッガン(アメリカ、ガーミン・トランジションズ) +2'00"
18位 井上和郎(TEAM NIPPO) +2'15"
19位 ユーレ・ゴルサー(スロベニア、デローザ・スタックプラスティック) +2'20"
20位 クリスティアーノ・サレルノ(イタリア、デローザ・スタックプラスティック)+2'24"
山岳賞
3周目 トーマス・パルマー(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ)
6周目 トーマス・パルマー(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ)
9周目 ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・トランジションズ)
アジア最優秀選手賞
畑中勇介(シマノレーシング)
U23最優秀選手賞
伊丹健治(チーム・ブリヂストンアンカー)
text:Yufta Omata
photo:Kei Tsuji / www.cyclowired.jp