9月16日、「SUBARU presents 2015JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」の記者発表会が、東京・恵比寿のスバルSTAR SQUAREで開催され、海外・国内出場全16チームが発表されました。
台風18号の豪雨によりコース短縮 ショートコース周回に変更に
まず最初に、主催者を代表して佐藤栄一宇都宮市長、競技主管を代表して公益財団法人日本自転車競技連盟の大島研一副会長が挨拶しました。クリテリウムおよびジャパンカップの概要の説明に続き、過日の台風18号の豪雨被害によりコースの一部が荒れたことで、補修が間に合わず、やむなくコース変更されることが発表されました。
台風18号による大雨被害はジャパンカップのコースにも深刻な打撃を与えています。コースの一部である下野萩の道が土砂崩れにより使用できない状況となり、主催者側と競技主管である日本自転車競技連盟で協議した結果、周回距離を縮小したコースで大会を開催することが決まりました。
このショートコースは通常大会の最終周回コースと同じで、例年の14.1km×10周+1周=151.3kmのレースから、変更後は10.3km×14周=144.2kmでのレースとなります。なおこのショートコースでの周回レースは、ジャパンカップ第1回〜第4回大会でも開催前例があります。(詳しくはこちら)
海外/国内チームの出場全16チームとクリテリウムスペシャルチーム発表
大会オブザーバー今中大介さん、そしてツアー・オブ・ジャパンイベントディレクターでもある栗村修さんによるトークを交えながら、海外チーム及び国内チームの出場全16チームが発表されました。
発表されたのは国内6チーム、UCIワールドチーム5チームを始めとしたジャパンカップ出場15チームおよびクリテリウムスペシャルチームを加えた16チーム。
国内コンチネンタルチームとしては先日閉幕したツール・ド・北海道を含む選考対象の国内指定5大会の結果を踏まえ、最終的に宇都宮ブリッツェン、ブリヂストンアンカー、チーム右京、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチームが。そして主催者推薦枠として那須ブラーゼンの初出場が決まりました。
世界最高峰ランクのUCIワールドチーム5チームからは、現在のところの出場予定メンバーとして、一部の選手の名前が公表されました。
初出場となるBMCレーシングチームは、スケートと自転車のメダリストを両親に持ち”サラブレッド”と形容されるテイラー・フィニー(アメリカ)が出場リストに名前が挙がりました。ランプレ・メリダは今年のジロ・デ・イタリア第7ステージで優勝したディエゴ・ウリッシ(イタリア)、2007年ジャパンカップ覇者マヌエーレ・モーリ(イタリア)、台湾人でかつて日本でも走ったフェン・チュンカイらがリスト入り。
トレックファクトリーレーシングは現在唯一のUCIワールドツアー選手である別府史之がビデオメッセージで出場意志と大会への意気込みを力強く表明しました。チームメイトで今年のツール・ド・フランスで総合7位となったバウク・モレマ(オランダ)や、昨年も来日したヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)もリストに。
イタリア&日本のメンバーによるUCIプロコンチネンタルチームとしてジロ・デ・イタリアに今季出場を果たしたNIPPOヴィーニファンティーニからは、ジャパンカップでおなじみのダミアーノ・クネゴ(イタリア)が出場を表明。日本人としては山本元喜が出場メンバーとして発表されました。
なお土曜のジャパンカップクリテリウムだけに出場する混成チーム「クリテリウムスペシャルチーム」には2013クリテリウム覇者のスティール・ヴォン・ホフ(オーストラリア)が参戦。小坂光や地元宇都宮の競輪選手らとともに走ります。
※9月16日現在の出場暫定メンバーリストに入っている出場予定の選手は以下の一覧で確認してください。(但し、出場選手は大会開催前の体調などによりレース直前まで変更されます)
■UCIワールドチーム
・キャノンデール・ガーミン / TEAM CANNONDALE-GARMIN 選手未発表
・BMCレーシング / BMC RACING TEAM
テイラー・フィニー / PHINNEY Taylor(アメリカ / USA)
ミヒャエル・シェアー / SCHÄR Michael(スイス / SUI)
マヌエル・センニ / SENNI Manuel(イタリア / ITA)
ペーター・ベリトス / VELITS Peter(スロバキア / SVK)
フローリス・ゲルツ / GERTS Floris(オランダ / NED)
・ランプレ・メリダ / LAMPRE-MERIDA
フェン・チュンカイ / FENG Chun Kai(台湾 / TPE)
マヌエーレ・モーリ / MORI Manuele(イタリア / ITA)
エドワルド・ラヴァージ / RAVASI Edward(イタリア / ITA)
ディエゴ・ウリッシ / ULISSI Diego(イタリア / ITA)
シュー・ガン / XU Gang(中国 CHN)
・チームスカイ / TEAM SKY 選手未発表
・トレックファクトリーレーシング / TREK FACTORY RACING
別府史之 / BEPPU Fumiyuki(日本 / JPN)
ローラン・ディディエ / DIDIER Laurent(ルクセンブルク / LUX)
バウク・モレマ / MOLLEMA Bauke(オランダ / NED)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ / POPOVYCH Yaroslav(ウクライナ / UKR)
■UCIプロコンチネンタルチーム
・NIPPOヴィーニファンティーニ / NIPPO - VINI FANTINI
ダミアーノ・クネゴ / CUNEGO Damiano(イタリア / ITA)
ジャコモ・ベルラート / BERLATO Giacomo(イタリア / ITA)
ピエール・デネグリ / DE NEGRI Pier Paolo(イタリア / ITA)
アントニオ・ニーバリ / NIBALI Antonio(イタリア / ITA)
山本元喜 / YAMAMOTO Genki (日本 / JPN)
・チーム・ノボ ノルディスク / TEAM NOVO NORDISK
ニコラ・ルフランソワ / LEFRANCOIS Nicolas(フランス / FRA)
アンドレア・ペロン / MEGIAS LEAL Javier(イタリア / ITA)
ハビエル・メヤス / PERON Andrea(スペイン / ESP)
シャルル・プラン / PLANET Charles(フランス / FRA)
マルティン・フェルスホール / VERSCHOOR Martijn(オランダ / NED)
■UCIコンチネンタルチーム(海外)
・アタック・チーム・ガスト
リュウ・シュウ・ミン / LIU Shu Ming(台湾 / TPE)
ヤン・イン・ハン / YEUNG Ying Hon(香港 / HKG)
ルー・シァオ・シュアン / LU Shao Hsuan(台湾 / TPE)
エリック・シェパード / SHEPPARD Eric(オーストラリア / AUS)
トーマル・ラボウ / RABOU Thomas(オランダ / NED)
■ナショナルチーム
・日本ナショナルチーム / JAPAN NATIONAL TEAM 選手未発表
■クリテリウムスペシャルチーム / CRITERIUM SPECIAL TEAM
(クリテリウムにのみ出場)
スティール・ヴォンホフ / VON HOFF Steele(オーストラリア / AUS、NFTO)
橋本英也 / HASHIMOTO Eiya(日本 / JPN、鹿屋体育大学)
小坂光 / KOSAKA Hikaru(日本 / JPN、那須ブラーゼン)
金子幸央 / YUKIHIRO Kaneko(日本 / JPN、日本競輪選手会)
浅井康太 / KOTA Asai(日本 / JPN、日本競輪選手会)
3人の監督と土井雪広選手たちによるトークショー
後半はジャパンカップ出場国内チームの監督らが登壇。チームの状態や意気込みなどのトークショーを繰り広げました。登場したのはマトリックスパワータグ・安原監督、宇都宮ブリッツェン・清水監督、那須ブラーゼン・清水監督、そしてチーム右京の監督代行として土井雪広選手の4人。絹代さん、栗村さん、今中さんらとともに、それぞれのチームの意気込みや抱負をコミカルに語り合いました。
オフィシャルグッズやファンクラブの紹介
発表会の最後にはジャパンカップオフィシャルグッズや、今年度より新設されるオフィシャルファンクラブも紹介されました。
※選手・敬称略
台風18号の豪雨によりコース短縮 ショートコース周回に変更に
まず最初に、主催者を代表して佐藤栄一宇都宮市長、競技主管を代表して公益財団法人日本自転車競技連盟の大島研一副会長が挨拶しました。クリテリウムおよびジャパンカップの概要の説明に続き、過日の台風18号の豪雨被害によりコースの一部が荒れたことで、補修が間に合わず、やむなくコース変更されることが発表されました。
台風18号による大雨被害はジャパンカップのコースにも深刻な打撃を与えています。コースの一部である下野萩の道が土砂崩れにより使用できない状況となり、主催者側と競技主管である日本自転車競技連盟で協議した結果、周回距離を縮小したコースで大会を開催することが決まりました。
このショートコースは通常大会の最終周回コースと同じで、例年の14.1km×10周+1周=151.3kmのレースから、変更後は10.3km×14周=144.2kmでのレースとなります。なおこのショートコースでの周回レースは、ジャパンカップ第1回〜第4回大会でも開催前例があります。(詳しくはこちら)
海外/国内チームの出場全16チームとクリテリウムスペシャルチーム発表
大会オブザーバー今中大介さん、そしてツアー・オブ・ジャパンイベントディレクターでもある栗村修さんによるトークを交えながら、海外チーム及び国内チームの出場全16チームが発表されました。
発表されたのは国内6チーム、UCIワールドチーム5チームを始めとしたジャパンカップ出場15チームおよびクリテリウムスペシャルチームを加えた16チーム。
国内コンチネンタルチームとしては先日閉幕したツール・ド・北海道を含む選考対象の国内指定5大会の結果を踏まえ、最終的に宇都宮ブリッツェン、ブリヂストンアンカー、チーム右京、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチームが。そして主催者推薦枠として那須ブラーゼンの初出場が決まりました。
世界最高峰ランクのUCIワールドチーム5チームからは、現在のところの出場予定メンバーとして、一部の選手の名前が公表されました。
初出場となるBMCレーシングチームは、スケートと自転車のメダリストを両親に持ち”サラブレッド”と形容されるテイラー・フィニー(アメリカ)が出場リストに名前が挙がりました。ランプレ・メリダは今年のジロ・デ・イタリア第7ステージで優勝したディエゴ・ウリッシ(イタリア)、2007年ジャパンカップ覇者マヌエーレ・モーリ(イタリア)、台湾人でかつて日本でも走ったフェン・チュンカイらがリスト入り。
トレックファクトリーレーシングは現在唯一のUCIワールドツアー選手である別府史之がビデオメッセージで出場意志と大会への意気込みを力強く表明しました。チームメイトで今年のツール・ド・フランスで総合7位となったバウク・モレマ(オランダ)や、昨年も来日したヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)もリストに。
イタリア&日本のメンバーによるUCIプロコンチネンタルチームとしてジロ・デ・イタリアに今季出場を果たしたNIPPOヴィーニファンティーニからは、ジャパンカップでおなじみのダミアーノ・クネゴ(イタリア)が出場を表明。日本人としては山本元喜が出場メンバーとして発表されました。
なお土曜のジャパンカップクリテリウムだけに出場する混成チーム「クリテリウムスペシャルチーム」には2013クリテリウム覇者のスティール・ヴォン・ホフ(オーストラリア)が参戦。小坂光や地元宇都宮の競輪選手らとともに走ります。
※9月16日現在の出場暫定メンバーリストに入っている出場予定の選手は以下の一覧で確認してください。(但し、出場選手は大会開催前の体調などによりレース直前まで変更されます)
■UCIワールドチーム
・キャノンデール・ガーミン / TEAM CANNONDALE-GARMIN 選手未発表
・BMCレーシング / BMC RACING TEAM
テイラー・フィニー / PHINNEY Taylor(アメリカ / USA)
ミヒャエル・シェアー / SCHÄR Michael(スイス / SUI)
マヌエル・センニ / SENNI Manuel(イタリア / ITA)
ペーター・ベリトス / VELITS Peter(スロバキア / SVK)
フローリス・ゲルツ / GERTS Floris(オランダ / NED)
・ランプレ・メリダ / LAMPRE-MERIDA
フェン・チュンカイ / FENG Chun Kai(台湾 / TPE)
マヌエーレ・モーリ / MORI Manuele(イタリア / ITA)
エドワルド・ラヴァージ / RAVASI Edward(イタリア / ITA)
ディエゴ・ウリッシ / ULISSI Diego(イタリア / ITA)
シュー・ガン / XU Gang(中国 CHN)
・チームスカイ / TEAM SKY 選手未発表
・トレックファクトリーレーシング / TREK FACTORY RACING
別府史之 / BEPPU Fumiyuki(日本 / JPN)
ローラン・ディディエ / DIDIER Laurent(ルクセンブルク / LUX)
バウク・モレマ / MOLLEMA Bauke(オランダ / NED)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ / POPOVYCH Yaroslav(ウクライナ / UKR)
■UCIプロコンチネンタルチーム
・NIPPOヴィーニファンティーニ / NIPPO - VINI FANTINI
ダミアーノ・クネゴ / CUNEGO Damiano(イタリア / ITA)
ジャコモ・ベルラート / BERLATO Giacomo(イタリア / ITA)
ピエール・デネグリ / DE NEGRI Pier Paolo(イタリア / ITA)
アントニオ・ニーバリ / NIBALI Antonio(イタリア / ITA)
山本元喜 / YAMAMOTO Genki (日本 / JPN)
・チーム・ノボ ノルディスク / TEAM NOVO NORDISK
ニコラ・ルフランソワ / LEFRANCOIS Nicolas(フランス / FRA)
アンドレア・ペロン / MEGIAS LEAL Javier(イタリア / ITA)
ハビエル・メヤス / PERON Andrea(スペイン / ESP)
シャルル・プラン / PLANET Charles(フランス / FRA)
マルティン・フェルスホール / VERSCHOOR Martijn(オランダ / NED)
■UCIコンチネンタルチーム(海外)
・アタック・チーム・ガスト
リュウ・シュウ・ミン / LIU Shu Ming(台湾 / TPE)
ヤン・イン・ハン / YEUNG Ying Hon(香港 / HKG)
ルー・シァオ・シュアン / LU Shao Hsuan(台湾 / TPE)
エリック・シェパード / SHEPPARD Eric(オーストラリア / AUS)
トーマル・ラボウ / RABOU Thomas(オランダ / NED)
■ナショナルチーム
・日本ナショナルチーム / JAPAN NATIONAL TEAM 選手未発表
■クリテリウムスペシャルチーム / CRITERIUM SPECIAL TEAM
(クリテリウムにのみ出場)
スティール・ヴォンホフ / VON HOFF Steele(オーストラリア / AUS、NFTO)
橋本英也 / HASHIMOTO Eiya(日本 / JPN、鹿屋体育大学)
小坂光 / KOSAKA Hikaru(日本 / JPN、那須ブラーゼン)
金子幸央 / YUKIHIRO Kaneko(日本 / JPN、日本競輪選手会)
浅井康太 / KOTA Asai(日本 / JPN、日本競輪選手会)
3人の監督と土井雪広選手たちによるトークショー
後半はジャパンカップ出場国内チームの監督らが登壇。チームの状態や意気込みなどのトークショーを繰り広げました。登場したのはマトリックスパワータグ・安原監督、宇都宮ブリッツェン・清水監督、那須ブラーゼン・清水監督、そしてチーム右京の監督代行として土井雪広選手の4人。絹代さん、栗村さん、今中さんらとともに、それぞれのチームの意気込みや抱負をコミカルに語り合いました。
オフィシャルグッズやファンクラブの紹介
発表会の最後にはジャパンカップオフィシャルグッズや、今年度より新設されるオフィシャルファンクラブも紹介されました。
※選手・敬称略