熾烈な争いが繰り広げられたホープフルクリテリウム 2代目王者には依田翔大が輝く

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ジャパンカップクリテリウムに先立ち、宇都宮大通り特設コースでは次世代を担う高校生によるホープフルクリテリウムが行われた。雨にも負けない熱戦は甲府工業高校の依田翔大が優勝した。



地元栃木県の高校生を中心に24人が出走したホープフルクリテリウム地元栃木県の高校生を中心に24人が出走したホープフルクリテリウム photo:Satoru Kato
1回目のスプリント賞をかけて4人横一線の勝負1回目のスプリント賞をかけて4人横一線の勝負 photo:Satoru Kato2回目のスプリント賞 エキサイトゾーンからも声援が飛ぶ2回目のスプリント賞 エキサイトゾーンからも声援が飛ぶ photo:Satoru Kato

3周目 白河実業高校の2人が飛び出す3周目 白河実業高校の2人が飛び出す photo:Satoru Kato
昨年初開催されたホープフルクリテリウムは、明日の強豪選手候補となる高校生を対象としたレース。日本自転車競技連盟と全国高等学校体育連盟自転車競技部門の公式・公認レースだ。トッププロ選手が走るジャパンカップクリテリウムと同じ、宇都宮大通りのコースを3周6.75kmで行われる。今年は地元栃木県の高校生を中心に24人が出走。降り続く雨と寒さに負けない熱いバトルを繰り広げた。

毎周回設定されたスプリント賞は、横一線の僅差の勝負となり、1回目は風間竜太(山梨県立甲府工業高校)、2回目は木村皆人(茨城県立取手第一高等学校)が取る。そして最後までバラけない展開のまま最終周回に入り、スプリント勝負へ。「(スプリントを)かけた瞬間に勝ちを確信した」と言う依田翔大(山梨県立甲府工業高校)が、2週間前から練習していたというガッツポーズと共にゴール。2代目ホープフルクリテリウム勝者となった。

「2週間前から練習していた」と言うガッツポーズでゴールする依田翔大(山梨県立甲府工業高校)「2週間前から練習していた」と言うガッツポーズでゴールする依田翔大(山梨県立甲府工業高校) photo:Satoru Kato
スプリント賞は風間竜太(山梨県立甲府工業高校)と木村皆人(茨城県立取手第一高校)スプリント賞は風間竜太(山梨県立甲府工業高校)と木村皆人(茨城県立取手第一高校) photo:Satoru Katoホープフルクリテリウム 表彰式ホープフルクリテリウム 表彰式 photo:Satoru Kato


ホープフルクリテリウム 結果
1位 依田翔大(山梨県立甲府工業高校)      9分14秒
2位 宇賀神怜眞(作新学院高校)
3位 今崎勇希(栄北高校)
4位 松崎広太(茨城県立取手第一高校)
5位 木村皆人(茨城県立取手第一高校)      +3秒
6位 角田光(福島県立白河実業高校/学法石川高校)

text&photo:Satoru Kato