宇都宮ジャパンカップを国内チームと共に締めくくるアフターパーティーが、宇都宮市内で催されました。レースを走ったばかりの選手達との交流や、豪華景品が当たる抽選会などで盛り上がったパーティーの模様をフォトレポートします。
好天に恵まれた宇都宮ジャパンカップのフィニッシュからおよそ4時間後にスタートしたアフターパーティー。今年は日本ナショナルチームとクリテリウム・スペシャル・ライダーズを含む国内8チームと、リュブリャナ・グスト・サンティックが出席した。
今年も宇都宮市の佐藤市長がご臨席。パーティーの冒頭、集まったファンに御礼を述べ、「宇都宮ジャパンカップはこれからもっと高めていきます」と、今後の意気込みを語った。そしてパーティー参加者と選手全員の乾杯でパーティースタート。まずは用意された美味しい食事で観戦の疲れを癒した。
各チームが出品した景品が当たる抽選会は、選手のサイン入りチームグッズや、ジャパンカップで使用したゼッケンプレートなどが用意され、選手から当選した方に直接手渡された。
そして今年もリュブリャナ・グスト・サンティックからグストのロードバイクが抽選会の景品として提供された。厳正な抽選の結果、今年一番の強運の持ち主に手渡された。
そして今年引退する選手の発表もあった。チームプレゼンテーションでキナンレーシングチームの畑中勇介の引退が発表されていたが、今大会は日本ナショナルチームから出場した津田悠義(NIPPO・EF・マルティーグ)と、愛三工業レーシングチームの西尾憲人の引退が本人の口から明らかにされた。突然の発表に会場は騒然となり、引退の言葉に一転してしんみりとした雰囲気に。それを打ち消すように胴上げが始まり、畑中もひっぱり出される一幕も。
最後はシマノレーシングの風間翔眞のシメの言葉でお開き…となるはずだったが、「ジャパンカップで人生が変わった!」と豪語する畑中が代わり、ジャパンカップ愛を語った。そして妻の絹代さんが引退を労い、2度目の胴上げで今年のアフターパーティーはお開きとなった。
また来年、宇都宮に集まりましょう!
text&photo:Satoru Kato