城山地区の農家グループが新米を海外チーム宿舎に寄贈 大粒の米を厳選、パッケージは大学生がデザイン

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ロードレース会場の城山地区で宇都宮ブリッツェンと連携してコメ作りを進めている農家グループ「宇都宮ブリッツェンファーム」(樋口克之代表)は16日、地元産の新米を外国人選手に味わってもらおうと、自分たちで栽培した地域ブランド米「宇都宮ブリッツェン米」の新米30kgを、海外チームが主に宿泊する市内のホテルに寄贈しました。

新米の寄贈は昨年に続き2度目。今年は、もちもちした食感をより楽しんでいただくために、これまでよりも大粒の米を厳選しました。また、パッケージも一新。宇都宮文星芸術大学 美術学部2年の清水さつきさんが、版画風と和風の2種類をデザインしました。

新米をホテルの料理担当者に手渡す宇都宮ブリッツェンファームの樋口代表(右から2人目)とパッケージをデザインした清水さん(右)新米をホテルの料理担当者に手渡す宇都宮ブリッツェンファームの樋口代表(右から2人目)とパッケージをデザインした清水さん(右)
宇都宮ブリッツェン米は、「地域ブランド米を作りたい」という同地区の水稲生産者の有志と、「農業をキーワードにした地域貢献活動をしたい」という宇都宮ブリッツェンが連携して組織した「宇都宮ブリッツェンファーム」が、一昨年から栽培しています。品種は、宇都宮大が開発し、もちもちした食感で冷めてもおいしいと評判の「ゆうだい21」です。

この日は、樋口代表、清水さんら関係者がホテルを訪問。ホテルの料理担当者に「今年の米は上出来。世界トップの選手の皆さんに城山地区のおいしいお米を食べていただき、レースを盛り上げてほしい」と新米を手渡しました。受け取った料理担当者は「新米はご飯が一番おいしい。外国人選手の皆さんに炊きたての白いご飯を提供したいですね」と話していました。

宇都宮ブリッツェン米は、チームプレゼンテーション会場のオリオンスクエアの正面にある宇都宮市アンテナショップ「宮カフェ」などで常時販売しています。