土曜の朝一番には憧れのプロ選手たちと一緒にコースを走れるイベント「オープニングフリーラン」が開催されました。サインを貰って一緒に写真を撮って、そして古賀志の激坂では背中を押してもらう。そんな贅沢ができる特別なひと時となりました。
チームプレゼンテーションから一夜明け、ワクワク感のテンションそのままで迎えたジャパンカップ二日目、最初のイベントは毎年恒例のオープニング・フリーランだ。出走は朝9時からだというのに、ここ宇都宮森林公園のスタート/フィニッシュ地点には朝早くから参加者たちが集まってくる。
このフリーランは、レースに参加するプロライダー達と一緒にあの古賀志林道の登りを含む約10キロのジャパンカップのコースを一周するというファンライドだ。
こんなイベントはちょっと他にはないだろう。あの憧れのプロライダーがすぐ隣に居て、一緒に走ってくれ、少し勇気を出して「ハウアーユー?」と話しかければ「グーッド!アンドユー?」と笑顔と共に答えてくれる。きつい古賀志では女子や子供ライダーの背中を押してくれ、安全で平坦な直線ではプロラーダー筆頭のトレインに乗車だ。タイミングが合えばゴールスプリントだって競り合ってくれる。お気に入りのチームキットを纏ってヨーロッパプロの一員になることだってできる。
走るばかりではない。スタート地点に集まった選手はフレンドリーにサインや写真に応じてくれ、またとない交流の場となっている。そのためフリーランには参加しないけれど、雰囲気を楽しむお客さんも多数だ。
10月の週末は常に天気が不安定で雨のフリーランということがここ数年は多かったけれど、今回は秋晴れの快晴の朝。清々しい空気を吸い込むと、いよいよジャパンカップが始まるのだと実感する。
時計が8時半を回った頃、徐々にプロライダー達が登場し始めた。昨晩のチームプレゼンテーションのように改まったアナウンスもなく、突然すっと現れるので、気がついたら世界のスター選手がそばにいて驚く参加者が多い。
ベテラン参加者は待ってましたとばかり、お目当ての選手を見つけると用意したマジックペンを差し出しジャージやバイクにサインをもらってからのセルフィーという流れで、非常にスムーズにコレクションを増やしていく。
突然始まった路上サイン会を遠慮がちに遠巻きに見ていた参加者たちも、習って記念写真をお願いしていたようだ。選手たちも一人一人に気さくに丁寧に対応してくれていて、会場はとてもピースフルな空気に包まれた。
共に走り、サインをいただいた選手、握手してくれた選手、セルフィーに入ってくれた選手が、この後、クリテリウム、サイクルロードレースを闘うのだ。選手への親近感がグッと沸き、当然応援にも熱が入ることだろう。
ジャパンカップウイークエンドを100%楽しむならこのフリーランはマストだ。今まで知らなかったという方。来年はぜひご参加を!
text&photo : Yoshiyuki.UGAJIN
photo : Makoto.AYANO、Satoru.KATO
チームプレゼンテーションから一夜明け、ワクワク感のテンションそのままで迎えたジャパンカップ二日目、最初のイベントは毎年恒例のオープニング・フリーランだ。出走は朝9時からだというのに、ここ宇都宮森林公園のスタート/フィニッシュ地点には朝早くから参加者たちが集まってくる。
このフリーランは、レースに参加するプロライダー達と一緒にあの古賀志林道の登りを含む約10キロのジャパンカップのコースを一周するというファンライドだ。
こんなイベントはちょっと他にはないだろう。あの憧れのプロライダーがすぐ隣に居て、一緒に走ってくれ、少し勇気を出して「ハウアーユー?」と話しかければ「グーッド!アンドユー?」と笑顔と共に答えてくれる。きつい古賀志では女子や子供ライダーの背中を押してくれ、安全で平坦な直線ではプロラーダー筆頭のトレインに乗車だ。タイミングが合えばゴールスプリントだって競り合ってくれる。お気に入りのチームキットを纏ってヨーロッパプロの一員になることだってできる。
走るばかりではない。スタート地点に集まった選手はフレンドリーにサインや写真に応じてくれ、またとない交流の場となっている。そのためフリーランには参加しないけれど、雰囲気を楽しむお客さんも多数だ。
10月の週末は常に天気が不安定で雨のフリーランということがここ数年は多かったけれど、今回は秋晴れの快晴の朝。清々しい空気を吸い込むと、いよいよジャパンカップが始まるのだと実感する。
時計が8時半を回った頃、徐々にプロライダー達が登場し始めた。昨晩のチームプレゼンテーションのように改まったアナウンスもなく、突然すっと現れるので、気がついたら世界のスター選手がそばにいて驚く参加者が多い。
ベテラン参加者は待ってましたとばかり、お目当ての選手を見つけると用意したマジックペンを差し出しジャージやバイクにサインをもらってからのセルフィーという流れで、非常にスムーズにコレクションを増やしていく。
突然始まった路上サイン会を遠慮がちに遠巻きに見ていた参加者たちも、習って記念写真をお願いしていたようだ。選手たちも一人一人に気さくに丁寧に対応してくれていて、会場はとてもピースフルな空気に包まれた。
共に走り、サインをいただいた選手、握手してくれた選手、セルフィーに入ってくれた選手が、この後、クリテリウム、サイクルロードレースを闘うのだ。選手への親近感がグッと沸き、当然応援にも熱が入ることだろう。
ジャパンカップウイークエンドを100%楽しむならこのフリーランはマストだ。今まで知らなかったという方。来年はぜひご参加を!
text&photo : Yoshiyuki.UGAJIN
photo : Makoto.AYANO、Satoru.KATO