2019年以来3年ぶりとなるジャパンカップが、チームプレゼンテーションで開幕。会場となった宇都宮市街のオリオンスクエアには多くのファンが集結した。まずは国内チームが登壇した様子をお届けする。
日本ナショナルチーム
最初に登壇したのは浅田監督率いる日本ナショナルチーム。個人タイムトライアル全日本チャンピオンの金子宗平はジャパンカップ初出場。「なんとか爪痕を残したい」と意気込みを語った。
那須ブラーゼン
宇都宮市のある栃木県を本拠地とする那須ブラーゼン。9月のツール・ド・北海道でステージ優勝した谷順成がロードレースでの好成績を狙い、クリテリウムでは金子大介で挑む。
愛三工業レーシングチーム
7年ぶりの出場となる愛三工業レーシングチーム。直前に出場したツール・ド・台湾で岡本隼がステージ優勝し、その流れに乗りたいところ。元宇都宮ブリッツェンの鈴木譲には大きな拍手が贈られた。
シマノレーシング
シーズン後半にかけてチーム全体の調子が上向きなシマノレーシング。先日のツール・ド・台湾でも各ステージで上位に食い込んで見せた。特に中井唯晶の好調ぶりがどこまで見られるか。
キナンレーシングチーム
キナンレーシングチームはクリテリウムとロードレースでメンバーを入れ替えるため7名体制。クリテリウムは中島康晴、ロードレースはトマ・ルバが走る。今季で引退を表明している中島にとってはこれが最後のジャパンカップとなる。
宇都宮ブリッツェン
ホームチーム宇都宮ブリッツェンはスペシャルジャージで登場。クリテリウムを小坂光、ロードレースを堀孝明で入れ替えるため7名体制。3年ぶりの地元での大一番で再び赤い列車を見られるか?
チーム右京
現在開催中のツール・ド・ランカウィと並行しての参戦となるチーム右京は、ツール・ド・台湾で総合優勝したベンジャミン・ダイボールを筆頭に4名体制で臨む。
text&photo:Satoru Kato
photo:Kei Tsuji